英語と日本語を一冊で!日英併記のおすすめバイリンガル絵本30選

eyecatcher_picturebook

一冊に英語と日本語の両方が書かれた絵本があるのはご存じですか?

英語が得意なママパパや、バイリンガル家庭、国際結婚カップルなどはもちろん、
「子どもに英語で読み聞かせをしてみたいけど、英語の絵本はちょっとハードルが高い」
「英語の絵本は、子どもにこれどういう意味?と聞かれてもすぐに答えられる自信がない」
という方にもおすすめしたいのが、このバイリンガル絵本です。

今回は、そんな日英両文が記載されたおすすめの絵本を、英語が原作のものと日本語が原作のものに分けてご紹介します。

はじめから日本語と英語両方で読み聞かせるのもよし、小さいときは日本語で読んで、英語教育がはじまってから英語の教材として使うのもよし。いろんな使い方ができるのもバイリンガル絵本の魅力です。

対訳付きというだけでなく、単純にお話としておもしろい30冊を挙げていますので、万一子どもが「英語はイヤ!」と拒否反応を示しても、日本語の絵本としても十分楽しめるものばかりです。

一冊で二度おいしいバイリンガル絵本、ぜひ気になるものをチェックしてみてくださいね。

  1. こんな人におすすめ
    1. 英語教育に興味のあるママパパに
    2. 出産祝いや誕生日プレゼントに
    3. 英語を一から勉強したい人に
    4. 日本で子育てをしている英語話者のママパパに
    5. 絵本の翻訳家を目指す人に
  2. 英語が原作のバイリンガル絵本 おすすめ15選
    1. はらぺこあおむし / The Very Hungry Caterpillar
    2. スイミー / Swimmy
    3. くまさんくまさんなにみてるの? / Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
    4. じぶんだけのいろ / A Color of His Own
    5. いつも いっしょ / Always Together
    6. すき! / I Like It!
    7. メイシーちゃん おたのしみひろばへゆきます / Maisy Goes to the Playground
    8. パパぐまはなにいろ? / What Color is Papa Bear?
    9. ぼちぼちいこか / What Can a Hippopotamus Be?
    10. 大きい犬…小さい犬 / Big Dog…Little Dog
    11. 羽をパタパタさせなさい / Flap Your Wings
    12. あなたがぼくのおかあさん? / Are You My Mother?
    13. しあわせのバケツ / Fill a Bucket: A Guide to Daily Happiness for Young Children
    14. よかったねネッドくん / Fortunately
    15. DNAはここだよ いつもいっしょ / DNA Is Here to Stay
  3. 日本語が原作のバイリンガル絵本 おすすめ15選
    1. いないいないばー / Peek‐a‐Boo
    2. わたし チャー / I Am Charぼく アポロ / I Am Apollo
    3. きょうの おやつは なんだろな? / What’s For Snack Today?
    4. ネコとツリー / Kitten & Tree
    5. ピクニック / Picnic
    6. もりの ドクター ウータンせんせい / Doctor Orangutan
    7. おっぱいバイバイ / Milky
    8. りっぱな犬になる方法 / How to Become a Good Dog
    9. 森のかんづめ / The Cans of Forest
    10. もったいないばあさん / Mottainai Grandma
    11. 森の絵本 / A Forest Picture-Book
    12. パンダのたぷたぷと十二支のはじまり / The Origin of the Ju-nishi
    13. 星空のジェイク / JAKE’S STAR
    14. こんもり森のまほうのレストラン / The Magical Restaurant in Thick Thicket Forest
    15. てぶくろをかいに / Buying Mittens

こんな人におすすめ

英語教育に興味のあるママパパに

英語の絵本は、子どもが家庭で英語に慣れ親しむことができるとても良い手段です。

ですが、買ってみても読み聞かせる大人が理解できないかも、という不安もあるかもしれません。
バイリンガル絵本では、日本語が同じページに記載されているので、子どもに「これどういう意味?」と聞かれてもすぐに答えられます。

また、日本語を習得した上で英語を身に付けた方が良いのでは、という考え方ももちろんあると思います。
そういうご家庭では、子どもが小さいうちは日本語で読んで、英語教育がはじまってから英語の教材として使うこともできます。

出産祝いや誕生日プレゼントに

絵本のプレゼントは、「もう持っているかも?」と躊躇してしまうこともありますが、日本語と英語が併記された絵本は取り扱っている書店がまだ限られているので、他の人のプレゼントとかぶってしまう心配も少ないと思います。

英語に親しみのあるお友達へはもちろんですが、特に日本語話者と英語話者の国際結婚カップルにプレゼントすると、パパもママも読み聞かせできるので、喜ばれること間違いなしです。

英語を一から勉強したい人に

「英語の勉強を始めたいけれど、何から手をつけたらいいか分からない」という方は、英語圏の赤ちゃんが少しずつ言葉を覚えるのと同じように、絵本を使ってやさしい言葉から覚えていくのも一つの手です。

「英語圏ではこれを3才で読めるのか」と思うと、「自分にできないはずがない!」という励みにもなりそうですよね。

日本で子育てをしている英語話者のママパパに

家庭では完全に英語を話していても、子どもが日本の保育園や小学校に通いだすと、ものすごい吸収力で日本語を習得するもの。

日本語ネイティブではないママパパも、子どもが使う日本語を学びながら、一緒に楽しめるのがいいですね。

絵本の翻訳家を目指す人に

筆者の私も翻訳のお仕事をしていますが、実務翻訳がメインなので、英語の絵本の意味を聞かれても、お堅い説明調の日本語が先に頭に浮かんでしまいます。絵本の翻訳に触れるといつも、そのリズミカルでやわらかい言葉選びや分かりやすい意訳の仕方に「なるほど~!」と感動するとともに、日本語の奥深さを実感します。

同じ絵本でも、翻訳者さんによって訳文の雰囲気やテイストがまったく違ったりもしますので、いろんな訳書に触れると良いと思います。そういう意味で、原文と訳文を同じページで比べられるバイリンガル絵本は、翻訳の仕事に興味のある方にとてもおすすめです。

英語が原作のバイリンガル絵本 おすすめ15選

reading-family

はらぺこあおむし / The Very Hungry Caterpillar

作:エリック・カール
訳:もり ひさし
出版社:偕成社

内容紹介
日曜日の朝に卵からかえったあおむしははらぺこで、月曜日にはりんご、火曜日には梨と、いろんな食べ物を食べながら成長していきます。やがてサナギになり、最後には……。

【おすすめポイント】
言わずと知れた世界的ベストセラーの二ヵ国語版。色づかいが明るくカラフルで、ページをめくるたびに食べ物の穴からあおむしが顔を見せる仕掛けもおもしろく、月齢の低い赤ちゃんでも楽しめます。少し大きくなって読み聞かせると、英語での数の数え方や曜日の表現を自然に覚えられます。

スイミー / Swimmy

swimmy

作:レオ=レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社

内容紹介
ちいさな赤い魚の兄弟たちのなかで、1匹だけ真っ黒な魚のスイミー。兄弟たちが大きなマグロに食べられて、一匹生き残った小魚のスイミーは、岩陰に隠れて大きな魚に怯えながら暮らす赤い魚たちを見つけます。大きな魚に食べられることなく自由に海を泳げるように、スイミーはみんなで集まって大きな魚のふりをして泳ぐことを思いつき……。

【おすすめポイント】
子どもの頃に読んだことのある人も多いと思いますが、その示唆に富んだストーリーに、大人になって読み返しても新たな感動があります。幻想的で美しい絵と、谷川俊太郎のあたたかくて詩的な日本語も魅力。いろんな海の生き物の名前を自然に英語で覚えられるのもいいですね。

くまさんくまさんなにみてるの? / Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?

brown bear

作:ビル・マーチン
絵:エリック・カール
訳:偕成社編集部
出版社: 偕成社

【内容紹介】
いろんな色の、いろんな動物たちが登場します。
「くまさん、くまさん、ちゃいろいくまさん なにみてるの」
「あかいとりをみてるの」
赤い鳥は黄色いアヒルを、黄色いアヒルは青い馬を……と次々に続きます。
問答遊びを発展させながら、身近な動物と色彩の感受性を豊かに育む絵本。

【おすすめポイント】
見開きいっぱいに描かれるカラフルで美しい動物たちに目を奪われます。色や動物の名前を英語と日本語で同時に覚えられるのも良いところ。同じフレーズの繰り返しが多く、英語も日本語もテンポ良くリズミカルな文章なので、まだ意味が理解できない小さな赤ちゃんでも耳心地よく楽しめそうです。

じぶんだけのいろ / A Color of His Own

作:レオ=レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社

【内容紹介】
おうむはみどり、きんぎょはあかい……動物はそれぞれ自分の色を持っていますが、カメレオンだけは周りの色に合わせて色が変わってしまい、「自分の色」がありません。あるとき、もういっぴきのカメレオンに出会い、悲しみを共有します。二匹は一緒に暮らすことにして、一緒に緑になり、紫になり、黄色になり……。

【おすすめポイント】
自分の色にこだわっていたカメレオンが考え方を変えることで幸せになるというストーリーは、大人が読んでも気付かされるものがあります。そのメッセージまではまだ理解できない小さな子どもでも、優しくて味わい深い絵の色合いを目でも楽しめますし、もう少し大きくなって自分と他人との違いに悩んだときに、きっと何かヒントになるものが残るのではと思います。

いつも いっしょ / Always Together

always together

作:アリス・ペンゲリー
出版社:Puremind Publishing

【内容紹介】
どこへ行くのも何をするのもいつも一緒の仲良し親子ぐま。ところがある日、子ぐまは家を出て行く決意をします。ひとりでおなかを空かせた子ぐまが見つけたのは、いろんな食べ物が数を増やしながらなっていく不思議な木。そのいろんな食べ物は、実は……?

【おすすめポイント】
ぬいぐるみのように柔らかく優しいタッチで描かれた絵に、ほのぼの癒されます。不思議な木をめぐるストーリーも、母親の愛情が伝わってきて、とても感動的でほっこり。食べ物や数字の英語表現が自然に身に付きます。

すき! / I Like It!

作:ほん えすん
絵:サタケ シュンスケ
出版社:教育画劇

【内容紹介】
いぬはねこが好き。ねこはねずみが好き。ねずみはぞうが好き……。 みんなの好きがぐるっとつがなってきれいな『好き』の輪になる物語。

【おすすめポイント】
右から開くと縦書きの日本語で、左から開くと横書きの英語で読むことができます。「I am …」「I like …」というフレーズの繰り返しなので、簡単に覚えられて、子どもも自分の「好き」を英語で伝えられるようになりそうです。好きをどんどん繋げていくというストーリーも素敵。小さな赤ちゃんから小学生くらいまで楽しめる一冊です。

メイシーちゃん おたのしみひろばへゆきます / Maisy Goes to the Playground

maisy

作:ルーシー・カズンズ
訳:五味太郎
出版社:偕成社

【内容紹介】
広場ですべり台やブランコに乗って遊ぶメイシーちゃん。ひっぱったり、動かしたり、楽しいしかけがいっぱいの絵本。

【おすすめポイント】
世界中で根強いファンの多いメイシーちゃんシリーズ。ここで紹介しているのはメイシーちゃんが公園で楽しく遊ぶお話ですが、他にもたくさんの種類があり、どれも基本的に英語と日本語が併記されています。引っぱったりめくったりできる仕掛けがうまくできていて、子どもが夢中になります。まだ言葉のわからない小さな赤ちゃんも楽しく遊べますよ。

パパぐまはなにいろ? / What Color is Papa Bear?

papa bear

作:アリス・ペンゲリー
絵:なぐも
出版社:Puremind Publishing

【内容紹介】
家族と離れて働くパパぐま。待ちに待ったお休みの日、急いで家に向かう途中で、仕事のせいで汚れた自分の姿に気づきます。久しぶりに会う家族をがっかりさせないためにいろんな工夫をしますが、やっと帰れるという浮足立った気分とおっちょこちょいな性格も相まって大変なことに。はたしてパパぐまは無事にみんなと会えるのでしょうか?

【おすすめポイント】
単身赴任中(?)のパパぐまが主人公というのは、なんともユニークな視点ですよね。家族想いでおっちょこちょいなキャラがとても愛らしくて心が和みます。これを読んだ子どもは、仕事で家にいないときのパパに想いを馳せるようになるかも。カラフルであたたかい色づかいも魅力。目でも楽しみながら、自然に色の英語表現を覚えることができます。

ぼちぼちいこか / What Can a Hippopotamus Be?

bochibochi

作:マイク・セイラー
絵:ロバート・グロスマン
訳:いまえ よしとも
出版社:偕成社

【内容紹介】
のんびりおっとりしたかばくんが、がぜんやる気を出して職業につこうと奮闘しますが……、消防士も船乗りもパイロットも宇宙飛行士も、なにもかもうまくいきません。こまったかばくん、最後はちょっとひと休み。軽快な関西弁が楽しく、初版以来30年以上読まれ続けているロングセラー絵本。

【おすすめポイント】
いろんな問いかけに「No」と答えていくのですが、その「No」が「こら、あかんわ」「どうも こうも あらへん」などいろんな関西弁に訳されていて、その言葉選びのセンスに感動します。のんびりマイペースなカバさんの性格と、味のある関西弁の語調がなんともぴったり合っていて、後から原作が英語と知ってびっくりする人も多いようです。読み聞かせるときに、「No」のところを子どもに一緒に言ってもらうとさらに楽しい。いろんな職業の英語表現も自然に身に付きます。

大きい犬…小さい犬 / Big Dog…Little Dog

big dog little dog

作:P. D. イーストマン
訳:木原 悦子
出版社:鈴木出版

【内容紹介】
大きい犬・フレッドと小さい犬・テッド。フレッドは緑色が好きで、テッドは赤が好き。何もかもちがうけれど、とってもなかよし。大きさだったり、スピードだったり、いろんなことをふたりで比べっこしていきます。

【おすすめポイント】
アメリカで半世紀近く愛され続けている人気絵本。「大きい」-「小さい」、「長い」-「短い」など、対になる言葉を学べます。日本語の対訳に加えて、英語に発音の読みがなも振られています(これに関しては好みが分かれると思いますが、英語の読み方に自信のないママパパや、日本語は読めてこれから英語の読み方を覚えたいお子さまなどにおすすめです)。

羽をパタパタさせなさい / Flap Your Wings

flap your wings

作・絵:P. D. イーストマン
訳:木原 悦子
出版社:鈴木出版

【内容紹介】
ある日巣に現れた見知らぬ卵。誰の卵かわからないけれど、やさしい鳥のつがいはせっせと卵のお世話をします。生まれたのは、明らかに鳥ではない生き物。それでも自分たちの子どもとして、けんめいに育てます。やがて巣には収まらないほど大きくなり、飛び方を教えようとするのですが、羽がないのにいったいどうやって……?

【おすすめポイント】
アメリカで半世紀以上愛され続けている人気絵本。鳥のつがいが最後まで一生懸命子どもを育てる姿から、責任感をもって何かをやりとげることの大切さを学べますし、その献身的な愛情には、親が読んでも考えさせられる部分があります。最後のオチも素敵。動物の名前をたくさん英語で覚えられます。

あなたがぼくのおかあさん? / Are You My Mother?

作:P. D. イーストマン
訳:木原 悦子
出版社:鈴木出版

【内容紹介】
「そろそろ赤ちゃんが出てきそう」。お母さん鳥は、食べ物を探しに出かけていった。その間にヒナがたまごから孵ってしまい……。生まれたばかりのヒナが、旅の途中で出会ういろんな動物に「あなたはぼくのおかあさん?」とたずねながら、親鳥を探す物語。

【おすすめポイント】
赤ちゃん鳥が必死でお母さんを探すという共感しやすいストーリーに、聞いている子どもはハラハラドキドキしながら話を追うことができます。リズミカルでユーモアのある言葉づかいも魅力。日常生活でよく使う基本単語が何度も出てくるので、使える英語が身に付きます。

しあわせのバケツ / Fill a Bucket: A Guide to Daily Happiness for Young Children

fill a bucket

作:キャロル・マックラウド、キャサリン・マーチン
絵:デヴィッド・メッシング
出版社:ティー・オーエンタテインメント

【内容紹介】
世界中の誰もが、「見えないバケツ」を心に持って生まれてきます。 誰かを愛したり、幸せにすると、そのバケツはいっぱいになります。 逆に、悲しいことをすると、空っぽになります。
人同士が思いやり、親切にすれば、みんなが幸せになれることを、バケツを例えにやさしく説いた絵本。

【おすすめポイント】
米「おかあさんが選ぶ絵本大賞(2009)」金賞など、世界で9つの賞を受賞した話題作の2ヵ国語版。「他人のバケツを空っぽにしても、自分のバケツはいっぱいにはならない」という言葉がとても深くて示唆的で、大人の心にも刺さります。子どもにも成長する過程で折に触れて読んで欲しい一冊。

よかったねネッドくん / Fortunately

fortunately

作:レミー・シャーリップ
訳:八木田 宜子
出版社:偕成社

【内容紹介】
びっくりパーティに招待されたネッドくん。よかったね。でも、たいへん!パーティー会場は遠いフロリダ……。よかった、友だちが飛行機を貸してくれた。でも、たいへん!飛行機は途中で爆発……。「よかった!」と「でも、たいへん!」が交互にやってくる、スリル満点の冒険物語。

【おすすめポイント】
アメリカで爆発的な人気をよんだ絵本の英日対訳版。奇想天外な状況設定とストーリー展開がおもしろく、英語も日本語も言葉のテンポが良くて、何回読んでも飽きません。大勢の子どもの前で読み聞かせると、ドカンとウケること間違いなし。小学校高学年でも十分楽しめる一冊です。

DNAはここだよ いつもいっしょ / DNA Is Here to Stay

作:フラン・ボークウィル
訳・編:おほ ゆうこ
出版社:BReNt- ブレイン リサーチ ネットワーク

【内容紹介】
染色体の働き、DNAの2重らせんの不思議、遺伝子、たんぱく質の働き、細胞、組織、臓器の成り立ち、人々の多様性、ヒトの病気とDNA……一見難しい内容を、挿絵やWEBリンクも使って、分かりやすく解説しています。
フラン・ボークウィル女史の、遺伝子についての絵本の ”古典”「DNA IS HERE TO STAY」の二ヵ国語版。子供から大人まで楽しく読むことができる科学絵本です。

【おすすめポイント】
他に挙げた絵本とは趣が違って、物語ではなく科学の解説本ですが、「科学絵本」とのことなのでおすすめに入れてみました。内容は難しいですが、子どもに読み聞かせているような優しく分かりやすい文章なので、興味がある子なら日本語でも英語でもすいすい読めそうです。科学や生き物が好きな小中学生におすすめ。こちらは電子書籍で、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことが推奨されています。

日本語が原作のバイリンガル絵本 おすすめ15選

reading

いないいないばー / Peek‐a‐Boo

peek a boo

作:なかえ よしを
絵:上野 紀子
出版社:ポプラ社

【内容紹介】
ちっちゃなあいちゃんと、象のエレくんが、お友達とみんなで、いないいないばー!Peek-a-boo!声に出して、日本語と英語のリズムを楽しめる絵本。

【おすすめポイント】
「いないいないばあ」は、日本でも英語圏でも共通なんですね(実際には少し動作のタイミングが違うようですが)。月齢の低い赤ちゃんも、自然に英語に触れながら楽しめます。子どもと遊びながら読んであげたい一冊です。

わたし チャー / I Am Charぼく アポロ / I Am Apollo

作:かわむら あきこ
出版社:リトル・モア

【内容紹介】
『わたし チャー』
ペルシャ猫のおんなの子チャーはとってもおしゃれ。クレヨン、お花、虹、トマト…たくさんお気に入りのリボンを持っています。もしかしてチャーは、身近にある見逃しがちな「ステキ」を見つけるのが得意なのかも。ステキなものは ちかくにあるよ。

『ぼく アポロ』
いつも元気な白い柴犬のおとこの子アポロ。アポロの一日は、ワクワクや、やさしい気持ちでいっぱい。お母さんとはぐれてしまいそうな小鳥を助けたり、ありの行列にご飯を分けてあげたり……。きょうは どんなことにであうかな?

【おすすめポイント】
心やさしく好奇心にあふれる、白い柴犬のおとこの子アポロと、おしゃれが大好きで面倒見の良い、ペルシャ猫のおんなの子チャー。同時発売された絵本シリーズです。絵のテイストや色づかいがとってもキュート。なにげない日常を楽しむヒントをくれそうな作品です。

きょうの おやつは なんだろな? / What’s For Snack Today?

作・絵:ふじもと のりこ
訳:ジェリー・マーティン
出版社:鈴木出版

【内容紹介】
さつまいもだって、とうもろこしだって、ママの手にかかれば、あっというまに美味しいおやつに大変身。市販のおやつでは味わえない愛情たっぷりの素朴なおやつがいっぱいです。

【おすすめポイント】
色鉛筆で繊細なタッチで描かれたおやつたちが、とにかくリアルで美味しそう。素材を活かした素朴なおやつばかりなので、実際につくってみると、子どもが苦手な食べ物を食べられるようになるきっかけになるかもしれません。ネイティブスピーカーによる英文朗読ダウンロードサービス付き。身近な食べ物の名前を自然に英語で覚えることができます。

ネコとツリー / Kitten & Tree

kitten & tree

作:Yoshiko
絵:田中 伸介
出版社:文芸社

【内容紹介】
まいごになった子ネコはふしぎな木と出会います。木にはいろんな実がなるので、わがままな子ネコはほしいものをたくさんお願いしてしまいます。そして、それは木がつかれはてるまでつづくのでした――。子ネコは、木との出会いとつながりの中で、大切なことに気づきます。

【おすすめポイント】
TV朝日「キラキラガーリーママ」でタレントの紗栄子さんがおすすめの絵本として紹介していました。イラストがかわいらしくて、ストーリーも素敵。わがままな子ネコちゃんのお話なので、子どもがわがままを言ったときに子どもの名前に置き換えて読んであげると、何かを感じ取ってくれるかもしれません。

ピクニック / Picnic

picnic

作:さかい みる
訳:モラー 直子
出版社:絵本deえがお出版局

【内容紹介】
湖畔の村で暮らすメチャくんとなかまたちが楽しく、そしてのんびりピクニックしているところに小さなリンゴがポトリ。このリンゴの種をメチャくんは家に持って帰ることにしました。
「みんなで わけあって たべると おいしいね!」
絵本deえがおプロジェクト第7作目のメチャくん絵本。

【おすすめポイント】
「絵本deえがお Metcha Kids Books for Your Smileプロジェクト」の一環で作られた作品で、売上金はすべて同プロジェクトの絵本制作費に宛てられ、東日本、熊本、北部九州、ネパールの子どもたちに無料で配られているそうです。生活する環境も大きさも色も得意なこともまったく違う動物、虫、妖精、そして人が助けあって仲良く暮らす場面は、子どもが多様性を認める基盤になるはずです。

もりの ドクター ウータンせんせい / Doctor Orangutan

orangutan

作・絵:みうら し〜まる
訳:ジェリー・マーティン
出版社:鈴木出版

【内容紹介】
オランウータンのウータンは、森のドクター。ウータン先生のところには、いろいろな悩みを抱えた森の動物たちが次々に訪ねてきて……。

【おすすめポイント】
ウータン先生と患者の動物たちのやりとりが楽しい作品です。「耳ががさごそする」「鼻がとまらない」などの症状をうったえる表現や、お医者さん特有の言い回しなど、大人にとっても英語の勉強になります。ネイティブスピーカーによる音声ダウンロードサービス付き。

おっぱいバイバイ / Milky

milky

作:武田 舞
絵:今井 未知、高村 あゆみ
訳:伊藤 由起子
出版社:有限会社ゲートジャパン

【内容紹介】
おっぱいにバイバイする頃、ママのおっぱいに出てくるのが“おっぱいおばけ”。
どうしておっぱいをやめるのか、おっぱいおばけは教えてくれます。
「母乳育児のラストシーンが素晴らしい思い出になりますように」という想いを込めて作られた、断乳または卒乳を考えているすべての親子に捧ぐ一冊。

【おすすめポイント】
おばけといっても、脅かしたり怖がらせたりするのではなく、「おっぱいがなくてもいろんな食べ物が食べられるよ、さみしくなったらお母さんがだっこしてくれるよ」と子どもの気持ちに寄り添ってやさしく教えてくれます。水彩のやさしいタッチで描かれた食べ物が、どれも本当に美味しそう。ママだけで悩みがちの断乳や卒乳の問題を、パパとも共有して一緒に子どもに伝えられるのも良いところですね。

りっぱな犬になる方法 / How to Become a Good Dog

good dog

作・絵: きたやまようこ
訳:渡辺 眞子
出版社:理論社

【内容紹介】
大きくなったら犬になってみたいと思っている人はいませんか?なりたいと思わなくても、ある日いきなり犬になる、なんてことはよくあることです……。
りっぱな犬になるための方法を楽しい絵と文章で教えてくれたベストセラーの二ヵ国語版。

【おすすめポイント】
人がりっぱな犬になるための心得を、犬のポチがやさしく教えてくれます。特に犬を飼っている人は、共感ポイントが盛り沢山で、ほっこり笑えること間違いなし。人間にもあてはまるような深い教訓もあったりして、読み応えがあります。

森のかんづめ / The Cans of Forest

作:中條 聖子
絵:三浦 美代子
訳:ロニー・アレキサンダー
出版社:エピック

【内容紹介】
小さな国をしってもらおう。王さまはかんづめをつくりました。ふたをあけるとなんだかとってもいいきもち。王さまがかんづめにつめたものは……?
本当に大切にすべきもの、人を思いやるこころを伝える絵本です。

【おすすめポイント】
内科医だった著者の中條聖子さんは、阪神・淡路大震災で29歳という若さで亡くなられ、この作品は震災翌年にご遺族の方が原稿を発見されて、出版に至ったそうです。医療の現場で病と向き合う中、「読んだ人を勇気づけ、少しでも幸せな気持ちになってもらえたら」という想いで勤務の間に童話を書き続けていたという中條さん。その優しくて温かい人柄が物語から伝わってきて、胸が熱くなります。

もったいないばあさん / Mottainai Grandma

mottainai

作・絵:真珠 まりこ
英文監修:山口 マリアンヌ
出版社:講談社

【内容紹介】
お皿の上の食べ残し、お茶碗についたごはんつぶ、出しっぱなしの水。もったいないことをすると、もったいないばあさんが「もったいなーい」と言ってやって来ます。
「もったいない」って、どういう意味?ものを大切にする心がそだつ絵本。

【おすすめポイント】
英語に訳せない日本語のひとつ、「もったいない」。この概念は世界から注目され、今や「mottainai」は国際語になりつつあります。そんなもったいない精神を、小さな子どもにも分かるようにやさしく、しかも日本語と英語同時に教えられる、とても貴重な一冊です。

森の絵本 / A Forest Picture-Book

forest

作:長田 弘
絵:荒井 良二
訳:ピーター・ミルワード
出版社:講談社

【内容紹介】
「森へ ゆこう」その声は いいました。「いちばん だいじなものが 森のなかに ある。」
きみのだいじなものって何?それはたとえば水のかがやき、花のいろ――。
森という自然に身をあずけて、ともすれば忘れがちな大切なものを、いっしょにさがしてみませんか……?

【おすすめポイント】
第31回講談社出版文化賞絵本賞受賞作の対訳版。詩的でやわらかい言葉の連なりと、いろんな緑色で描かれた美しい森の景色に、心がすーっと癒されます。抽象的な文章なので、小さい子どもには少し難しいかもしれませんが、それでもページに広がる緑豊かな森から何か感じるものがあるはず。情報量の多い現代に、子どもも大人も静かに自分と向き合うきっかけとなるような作品です。

パンダのたぷたぷと十二支のはじまり / The Origin of the Ju-nishi

ju-nishi

作:深山 さくら
絵:Rico
訳:リサ・ヴォート
出版社:Jリサーチ出版

【内容紹介】
子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥。
十二支の動物と順番はどうやって決まったの?なんで十二支にねこがいないの?
十二支ができるまでのお話を、大人気キャラクター『パンダのたぷたぷ』の可愛いイラストと一緒に楽しく読める絵本。

【おすすめポイント】
ゆるかわな動物たちの絵がコミカルでとてもかわいい。十二支について知らない人に英語で説明するときに使える単語やフレーズが学べます。英語の難易度は少し高めなので、小中学生の英語教材として使うのがよいかもしれません。コンパクトサイズなので、持ち運びにも便利。「英語のみ」「日本語のみ」「英語・日本語バイリンガル」の3バージョンの音声ダウンロード付き。

星空のジェイク / JAKE’S STAR

jake's star

作・絵:葉 祥明
訳:リサ・ヴォート
出版社:Jリサーチ出版

【内容紹介】
白い犬のジェイクが夜空を舞台に繰り広げるダイナミックな旅。子どもたちがいつも心に夢描く広々とした世界をジェイクが飛びまわります。
ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞の絵本作家・葉祥明が描く英語絵本、第3巻。

【おすすめポイント】
ページいっぱいに描かれる宇宙や星空がとにかく壮大で美しい。ジェイクと一緒に広い宇宙を旅しているような気分になります。「心は宇宙よりももっと大きいんだよ」というメッセージも素敵。文章が長めなので、小学生におすすめです。「英語のみ」「日本語のみ」「英語・日本語バイリンガル」の3バージョンの音声ダウンロード付き。

こんもり森のまほうのレストラン / The Magical Restaurant in Thick Thicket Forest

konmori

作・絵:市居 みか
訳:ハート・ララビー
出版社:サンクチュアリ出版

【内容紹介】
おいしいりょうりをつくるための、いちばんのひみつがあるんだ。それはね……。来るひとみんなが元気になる、あるまちの、おひさまみたいなレストランのものがたり。「いただきます」の心にふれる食育絵本。

【おすすめポイント】
土を作り、野菜を育て、料理をこしらえ、美味しくいただいて、丈夫な体と心を養う……という「命の循環」を感じられる作品。食にまつわる言葉を英語で覚えられます。この絵本のモデルとなった、長野県にあるおひさまビュッフェレストラン「みーるマーマ」では、絵本に登場する献立をいただけるそうです。

てぶくろをかいに / Buying Mittens

buying mittens

作:新美 南吉
絵:イヅマ ヒロキ
訳:マンディ・ハースィ
監訳:藤澤 慶已
出版社:バベルプレス

【内容紹介】
寒い冬の夜、母ぎつねは子ぎつねに毛糸の手袋を買ってやろうと街へ向かいます。ですが明かりが見えてくるにつれ、母ぎつねは人間にひどい目に合ったときのことを思い出し、足がすくんでしまいます。
そこで、子ぎつねの手を片方だけ人間の手に変えてお金をにぎらせ、ひとりで買いに行かせますが、子ぎつねがお店で差し出したのは……?

【おすすめポイント】
言わずと知れた新美南吉の名作。教科書で読んだことのある人も多いのではないでしょうか。子どもの頃は子ぎつねの視点で、大人になってからは母ぎつねの視点で読める、とても深くて味わい深い作品です。一組でも「mittens」と複数形になるという英語の感覚も、自然と身に付きそうです。

いかがでしたか?お気に入りの一冊が見つかりますように♪