映画レビューを英語で読んでみよう!『ラ・ラ・ランド』編

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海外の映画情報サイトに一般の人が投稿している英語のレビューを題材に、使われている単語やフレーズ、文法について解説していきます。

映画レビューを使って英語を勉強するメリットと、おすすめのレビューサイトについては、こちらのページで紹介しています。

今回取り上げる映画は、2016年公開の大ヒットミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。

レビューは、Rotten TomatoesIMDbのサイトから引用しています。

高評価レビュー

Absolutely phenomenal movie. A must for any musical lover.

とにかく素晴らしい映画。ミュージカルファンなら必見。

absolutely: 完全に、絶対的に、まったく
phenomenal: 驚くべき、並外れた、目を見張るような
must: なくてはならないもの、必見/必読のもの
lover: 愛好家、~が好きな人

★「absolutely」は、「phenomenal」のようにこれ以上褒めようがないような賛辞の形容詞とくっついてよく使われます。「とにかく無条件にすごい!」という感じ。「absolutely brilliant」「absolutely fantastic」など。

★「must」は、助動詞だけでなくこのように名詞でも使われます。「a」が付いているのが目印ですね。「a must book」(必読書)のように形容詞的に使われることも。

★ここでの「any」は「どんな~でも」「だれでも」という意味。

★「lover」自体には「恋人」「愛人」の意味もありますが、「XXX lover」と何かがくっつくと「XXXが好きな人」という意味になります。「book lover」(読書好き)など。


Beautiful film. Emma Stone and Ryan Gosling have an undeniable onscreen chemistry.

美しい映画。エマ・ストーンとライアン・ゴズリングのスクリーン上の相性が抜群。

undeniable: 否定しようがない、認めざるをえない、明白な
onscreen: 画面上の
chemistry: 相性

★「chemistry」と聞くと「化学」という意味が浮かびがちですが、「人と人の相性」という意味でもよく使われます。もちろん、相性が悪いという文脈でも。「There is no chemistry between us.」(私たちはうまが合わない)など。


La La Land is the living proof that musical films have still a lot to give. Damien Chazelle shows that he is one of the most promising writers and directors of our time.

ラ・ラ・ランドは、ミュージカル映画にはまだまだ与えられるものがあるということを示す良い見本。デイミアン・チャゼル監督が現代のもっとも将来有望な脚本家・監督の一人だということを自ら証明している。

living proof: 生きた証拠、良い見本
promising: 将来有望な、見込みのある、末頼もしい

★「a lot of」(たくさんの)という熟語は知っている人も多いと思いますが、このように「a lot」だけで「たくさんのもの/こと」を表すこともよくあります。「a lot has changed」(たくさんのことが変わった)、「have a lot in common」(たくさんの共通点がある)など。

★「one of」の後にきているので、「writers」と「directors」は複数形。

★「our time」は、直訳すると「私たちの時間」ですが、そこから「現代」という意味に。


The rare perfect movie. Effortlessly beautiful, moving, stirring and romantic. One for the history books.

めずらしく完璧な映画。文句なしに美しくて、感動的で、感傷的で、ロマンチック。歴史の本に名を残す作品。

rare: めずらしい、まれな、めったにない
effortlessly: 楽々と、すいすいと、苦もなく
moving: 感動的な、心を打つ
stirring: 感動的な、心をかき立てる
history book: 歴史書

★3文目の「one」は、人や物を表す代名詞。名詞の繰り返しを避けるために使われます。ここでは「movie」のこと。


La La Land blew me away. I consider myself a cinefile and have seen more than my fair share of movies, and I felt like this film was specifically made for people like me. Not everyone will love this, but I did immensely. Terrific on every level.

ラ・ラ・ランドには打ちのめされた。私自身映画ファンで、人一倍映画を観てきたが、これはまさに私みたいな人のために作られた映画だと感じた。万人向けではないが、私はものすごく好き。あらゆる面で素晴らしい。

blow (人) away: 感激させる、つくづく感心させる、びっくりさせる
consider oneself ~: 自分を~だと考える
cinefile (正式にはcinephile): 映画愛好家、映画ファン
fair share: 公正な分け前、相応量
specifically: 特に、とりわけ
immensely: 大いに、非常に
terrific: 素晴らしい、ものすごい

★「blow away」は直訳すると「吹き飛ばす」ですが、そこから「(吹き飛ばすぐらい)感動させる、びっくりさせる」という意味に。くだけた口語表現なので、フォーマルな場面では使いません。「I was blown away by her performance.」(彼女の演技に圧倒された)のように、受け身の形で使うこともよくあります。

★「cinefile」は一般的な綴りではなく、大抵の辞書には「cinephile」で載っています。スペルミスかな?と思ったのですが、Urban Dictionaryにはこの綴りで載っていました。
https://www.urbandictionary.com/define.php?term=Cinefile

★「fair share」は、直訳すると「公正な分け前」と少し堅苦しい日本語ですが、つまりは「人並みの量、普通の量」という意味のよく出てくる表現。このように「more than」とセットでよく使われます。

★「not everyone」は、いわゆる部分否定で、「誰もが~とは限らない」という意味。「全員が~ない」という意味ではないので注意。

★「but I did」の「did」は、「loved」の言い換え。英語では、同じ動詞の繰り返しを避けるために、二度目は「do (does/did)」で置き換えることが多いです。


Such a thrilling emotional rollercoaster that proves a movie can be extremely happy and sad at the same time.

なんというスリル満点の、感情のジェットコースター。1本の映画でものすごく大きな喜びと悲しみを同時に味わえるということを証明している。

thrilling: わくわくさせる、スリル満点の
emotional: 感情の、感情的な
rollercoaster: ジェットコースター、めまぐるしく展開するもの
prove: 立証する、はっきり示す
extremely: 極めて、極度に
at the same time: 同時に

★「prove」は、that節を目的語にとることができる他動詞。「proves (that) a movie can be …」と、thatが省略されています。

★「emotional rollercoaster」は、訳例では文字通り訳していますが、「感情の激しい変化」という意味で使われる比喩表現です。まるでジェットコースターのように、上下に激しく浮き沈みするイメージですね。

★上の訳例では、分かりやすいように2文に分けて前から訳していますが、学校英語的には「~を証明する~なジェットコースター」と、全体が長い名詞になっています。


This movie was just wonderful! It paid homage to the old classic musicals while adding a modern flare that will definitely have me watching this again and again!!

ただただ素晴らしい映画!昔の古典的ミュージカルに敬意を払いつつ、現代的なきらめきもつけ加えている。絶対に何度も何度も観ると思う!!

pay homage to: ~に敬意を表する
classic: 古典の、古典的な
modern: 現代の、近頃の
flare: ゆらめく炎、パッと燃え上がること
definitely: 確実に、きっと、確かに
again and again: 何度も繰り返して

★「while ~ing」は、「~する間に、~と同時に、~しながら」という意味で、学校英語では後ろから前へ訳すと習いますが、前から訳しても問題のないことも多いです。

★「have (人) ~ing」は、「(人)に~させる」という使役表現。

★最後のthat節は、意味的に、その前の文全体にかかっていると考えるのが自然です。学校文法的には、thatは制限用法のみで、このような非制限用法で使う場合は「, which」(カンマ+which)を使うべきですが、実際にはthatが使われているのも目にすることがあります。


Very entertaining, as movies should be!!

めちゃくちゃおもしろい。映画はこうでなくっちゃ!!

entertaining: おもしろい、愉快な

★日本語でも「エンターテイメント」といいますが、「entertaining」はその形容詞形ですね。

★「as XXX should be」は、直訳すると「XXXが本来そうあるべきであるように」。いろんな訳し方ができそうですね。

中評価レビュー

Even though it isn’t really my cup of tea, the scenery looked great and acting was pretty good.

あまり私の好みではないが、風景が素晴らしくて、演技もなかなか良かった。

even though: ~にもかかわらず、~ではあるけれども
cup of tea: 好きなもの、好物、得意なもの
scenery: 風景、景色
acting: 演技

★「not really」は部分否定で、「あまり~ではない」という意味。

★「my cup of tea」は、元々イギリス英語の表現で、紅茶にこだわりを持つイギリス人は好みの紅茶以外飲まないことから、「私の紅茶ではない」→「私の好きなものではない」という意味で使われるようになったそうです。否定文でよく使われます。

★副詞の「pretty」には、「ずいぶん、とても」という意味もありますが、「まあまあ、ある程度、そこそこ」という意味で使われることの方が多いです。ここでの「pretty good」も、very goodなわけではなく、「なかなかいいんじゃない」というニュアンス。


One of the rare musicals that I liked. The story is modern and relatable. Acting and cinematography were amazing. The only con is that it is too long.

めずらしく気に入ったミュージカルの一つ。ストーリーが現代的で共感できる。演技と撮影技術も素晴らしい。唯一の欠点は、長すぎるところ。

relatable: 共感できる、親しみやすい
cinematography: 映画撮影法、映画撮影技術
con: 反対意見、反対票

★「relatable」は、辞書には「関連付けられる」と載っていて、いまいちわかりにくいですが、「relate (to)」には「~を自分のことのように感じる、~に共感する」という意味があり、それに「-able」(できる)という接尾語がついているので、そのように感じられるという意味になります。

★「con」は、「pros and cons」(賛否両論、良い点と悪い点)という形で使われることが多いです。


Wasn’t bad, but wasn’t great either. I’m shocked it won as many Oscars as it did. I’m at least glad it didn’t win Best Picture because it really didn’t deserve it.

悪くはなかったが、すごく良いわけでもなかった。あんなに多部門でオスカーを獲ったのにはびっくり。少なくとも作品賞は逃してよかった。作品賞にはまったく値しない。

Best Picture: アカデミー作品賞(正式名は、Academy Award for Best Picture)
deserve: ~に値する

★一文目では、主語の「It」(つまり「この映画」)が省略されています。学校では、英語には必ず主語が必要と習いますが、実際のカジュアルな英文では、このように主語が明らかな場合は省略されることがよくあります。

★「either」は、否定文の後につくときは「~もまた(ない)」という意味。肯定文でいう「too」に相当します。

★「deserve it」の「it」は「Best Picture」の言い換え。


Awesome movie but the ending sucked therefore 3 stars! Kind of depressing!

素晴らしい映画だが、結末が残念だったので星3つ!ちょっとがっかり!

awesome: すごい、すてきな、素晴らしい
suck: 最悪である、ひどい
therefore: したがって、だから

★「suck」は、ひどいことや最低なことを表現するスラングで、形容詞的な意味ですが、動詞で使います。「Life sucks.」(人生はクソ)など。

★「kind of」は、「やや、ある程度、多少、ちょっと」という意味の副詞表現。的確な表現が見つからないときや、あいまいにぼかして言うときに使われます。


Emma Stone is adorable, visuals are appealing, but I was bored like hell. Cliched storyline, no astute observation, and no sensitive portrayal of anything. I think this movie is overhyped.

エマ・ストーンはかわいいし、映像も魅力的だが、死ぬほど退屈だった。ありきたりなストーリー展開で、鋭い視点もなければ、繊細な描写もない。この映画は誇大宣伝されていると思う。

adorable: かわいい、愛らしい、魅力的な
visual: 映像、視覚効果
appealing: 魅力的な、人の心に訴える
bore: うんざりさせる、退屈させる
like hell: 猛烈に、死ぬほど、ひどく
cliched (clichéd): ありきたりの、陳腐な、使い古された、クリシェの
astute: 巧妙な、賢明な、抜け目のない
observation: 観察、見解、所見
sensitive: 繊細な、微妙な
portrayal: 描写、肖像
overhyped: 誇大宣伝された、過大評価された

★「visual」は「視覚の」という形容詞で使うことが多いですが、このような名詞の意味もあります。名詞のときは、複数形になることが多いです。

★「退屈」といえば「boring」という形容詞がまず浮かびますが、このように動詞もあります。「bore」は「退屈させる」という意味なので、「退屈する」は受動態で「be bored」。

★「hell」は「地獄」という意味ですが、口語では強調の意味で使われます。「work like hell」(死に物狂いで働く)、「laugh like hell」(大笑いする)、「It’s raining like hell.」(雨が激しく降っている)など。


Overrated, in my opinion. I enjoyed the jazz, and it was shot beautifully but the singing and dancing was rudimentary at best and the modern day film style of acting doesn’t blend well with a musical style film from yester-year. Plus it’s longer than it needs to be. I did like the non Hollywood ending however.

過大評価されている、というのが私の意見。ジャズはよかったし、映像も美しかったが、歌とダンスはよく言ってもせいぜい初歩的なレベルだし、現代映画の演技スタイルと往年のミュージカル映画のスタイルがうまく調和していない。その上、必要以上に長い。非ハリウッド的な結末は気に入ったが。

overrated: 過大評価された
shot: shoot(撮影する)の過去分詞形
rudimentary: 初歩的な、基本的な、未発達の
at best: よくても、せいぜい
blend with: ~に溶け込む、~と調和する
yester-year (ハイフンなしのyesteryearが一般的): 往年、過去、昨年

★「the singing and dancing was…」は、学校英語では「was」が「were」に直されそうですが、このように「A and B」という形であっても、ひとまとまりで捉えて単数扱いになることもあります。

★「yesteryear」はあまり耳馴染みがないかもしれませんが、「yesterday」のdayがyearになっているので、意味は分かりやすいですね。

★逆接を表す「however」は、文頭や文中で用いることが多いですが、このように文末にくることもあります。

低評価レビュー

I must be one of the few who just don’t get this. Singing is sub-par, acting is good, story is just ok. I get that it’s an epic musical reminiscent of the 1950s, which is very nice to see. Overall it just wasn’t that compelling for me. I think maybe Hollywood really likes movies about Hollywood.

この良さが分からない私は少数派だろう。歌は標準以下、演技はいいが、ストーリーはまあまあ。1950年代を思わせる壮大なミュージカルということは分かるし、その点は見ごたえがある。全体的に、私自身はそれほど魅力を感じなかった。ハリウッドはハリウッドに関する映画が大好きなんだろうな。

one of the few: 数少ない人の一人
sub-par (subpar): 標準より下の
epic: 壮大な、素晴らしい、大規模な
reminiscent of: ~を思い出させる、~をしのばせる
compelling: 人を引きつける、人を感動させずにはおかない

★2箇所に出てくる「get」は、「理解する、分かる」の意。「understand」のカジュアルな言い方で、日常会話でよく出てきます。「I get it.」(分かったよ)など。

★「OK」という単語は、日本語ではポジティブなイメージがありますが、英語では「まあまあ、普通」というニュアンスなので、使うときは注意が必要です。

★「1950s」の「s」は、「~年代」を表します。昔は「1950’s」とアポストロフィー(’)を付けるのが正しいとされていましたが、最近はどちらも使うようです。

★「it just wasn’t that compelling」の「that」は、「それほど(~ない)」という意味の副詞で、「compelling」を修飾しています。


Once again I made the mistake of watching a critically acclaimed film that I wouldn’t otherwise be interested in. Certainly pretty and colorful, with likeable actors. But it doesn’t feel new or fresh, just the same tropes of wannabe actress and struggling musician. I think I would have enjoyed this on stage, but on screen I was bored.

興味もないのに批評家が絶賛しているからとりあえず観るという過ちをまた犯してしまった。もちろん素敵でカラフルで、役者陣も好感がもてる。だが目新しさや新鮮味はなく、女優を夢見る女性と売れないミュージシャン男性というお決まりのパターン。舞台では楽しめたかもしれないが、映画では退屈に感じた。

critically acclaimed: 批評家に称賛された、高く評価された
otherwise: もしそうでなければ
certainly: もちろん
likeable: 好感のもてる、魅力のある、好ましい
trope: 文学や映画などで繰り返し使われるテーマ、パターン、設定、モチーフ
wannabe: ~になりたがっている人、~志望の
struggling: もがく、あがく、奮闘する

★「otherwise」は、ここでは「もしcritically acclaimed filmでなければ」という意味。直訳すると、「もし批評家が絶賛していなければ興味を持たなかったであろう映画を…」。

★「feel」は、このように人だけでなく物を主語にとって「~という感じがする」という意味でも使えます。「The wind feels good.」(風が心地よく感じる)など。

★「trope」は、主な英和辞典では「言葉の比喩的用法、言葉のあや」という意味しか見当たりませんでしたが、英英辞典ではこのような意味が載っています。

★「would have enjoyed」は、いわゆる仮定法過去完了で、「舞台でなら楽しめただろう(が、実際には舞台ではないから楽しめていない)」というニュアンス。


La La Land is certainly the most “hyped” film of the year. Maybe it’s a film for people who don’t like musicals, or have never seen a really great musical film. As much as I like both Ryan Gosling and Emma Stone, neither of them can sing or dance well enough to star in a musical. It’s mind boggling to think of all of the talented men and women on Broadway who could have really nailed these roles.

ラ・ラ・ランドは、間違いなく今年もっとも「誇大宣伝された」映画。ミュージカルが嫌いな人か、本当に素晴らしいミュージカル映画を観たことのない人向けの映画なのだろう。私はライアン・ゴズリングもエマ・ストーンも好きだが、2人ともミュージカルの主演を務めるだけの歌唱力やダンススキルはない。2人の役を見事にこなしたであろうブロードウェイの才能ある俳優陣・女優陣を思うと、あぜんとさせられる。

certainly: 確実に、確かに
hyped: 誇大宣伝
as much as: ~ではあるが
neither of: どちらの~も~ない
star: 主演する
mind boggling (mind-bogglingとハイフンを付けるのが一般的):あぜんとさせる、気が遠くなるような
talented: 才能のある、有能な
nail: うまくやってのける、ものにする
role: 役

★「as much as」は、「~と同量の、~と同じ程度に」という意味で使われることが多いですが、このように「although」のような意味で使われることもあります。

★「could have …」は仮定法過去完了で、「うまくやってのけただろうに(実際はそうならなかった)」というニュアンス。

★「nail」は、名詞では「くぎ」、動詞では「くぎを打ちつける」という意味ですが、きれいにくぎを打ちつけるイメージから転じて「うまく決める」という意味で口語で使われます。「You nailed it!」(やったね、ばっちり、大正解)など。


I liked it enough to watch the whole thing, but was disappointed with Ryan and Emma’s performances. They are great actors and I love them in other movies but the dance sequences make it clear they aren’t dancers. The sense of joy and fun in the numbers in movies like ‘Singing in the Rain’ is missing as the actors are concentrating so hard on getting the steps right rather than throwing themselves into the emotion those dances are supposed to convey. Disappointing.

最後まで観られる程度には良かったが、ライアンとエマの演技にはがっかりした。2人とも素晴らしい俳優だし他の映画では好きだが、一連のダンスシーンでは2人のダンスの下手さが浮き彫りになっていた。ダンスで本来伝えるはずの感情に没頭するよりも、きちんとステップを踏むことに集中しすぎていて、『雨に唄えば』などの映画の楽曲にはある喜びや楽しさが欠けている。がっかり。

whole thing: 全部、すべて
disappointed: がっかりする、失望する
sequence: 一続きの場面、シークエンス
make clear: はっきりと示す、明らかにする
number: 曲目、ナンバー
Singing in the Rain: 『雨に唄えば』(正式タイトルは『Singin’ in the Rain』)
missing: 欠けている、見当たらない
concentrate on: ~に集中する
get ~ right: ~を正しく行う
A rather than B: BよりもむしろA
throw oneself into: ~に専念する、没頭する
be supposed to: ~するはずである
convey: 伝える

★「make it clear (that) they aren’t dancers」の「it」はthat以下のことを表す形式目的語。

★「they aren’t dancer」は、「ダンサーではない」ともとれますが、「踊りが下手」という意味にもなります。英語ではこのように、動詞に-erをつけて「~できる人」という意味で使うことが多いです。「He is a good singer.」(彼は歌が上手い)など。


More like Blah Blah Land.

むしろ「なんたらかんたらランド」という感じ。

blah: ばかげたこと、くだらないこと
(blah-blah-blah: なんたらかんたら、かくかくしかじか)

★「blah-blah-blah」は、つまらないことや言わなくても分かっていることを、少しバカにした調子で「なんたらかんたら」と表現する言葉。
「La La Land」の「la la」には「夢見心地の、現実離れした」という意味がありますが、それを「blah blah」に置き換えた、うまい言葉遊びですね。